映画監督の出目昌伸さんが、2016年3月13日、死去しました。83歳でした。
東宝に入社、黒澤明監督作品等の助監督を務めた後、1968年に『年ごろ』で長編監督デビュー。その後も数々の作品を手掛け、1995年の『きけ、わだつみの声 Last Friends』では、第19回(1996)日本アカデミー賞の優秀作品賞・優秀監督賞を受賞しました。
東京国際映画祭では、第20回(2007)の特集「第20回特別企画 映画が見た東京」にて、出目監督の1974年制作の作品『神田川』を上映しました。
謹んで哀悼の意を表しますとともに、心からお悔やみを申し上げます。
東京国際映画祭事務局