日本を代表する演出家として知られる、蜷川幸雄さんが死去しました。80歳でした。
海外も含めた舞台演出で活躍される一方で、映画監督としても『海よお前が -帆船日本丸の青春-』(81)、『魔性の夏 四谷怪談より』(81)、『青の炎』(03)、『嗤う伊右衛門』(03)、『蛇にピアス』(08)を発表されました。
2003年に開催された第16回東京国際映画祭では特別招待作品として『嗤う伊右衛門』が上映され、監督として蜷川幸雄さんが、原作者の京極夏彦さん、主演の唐沢寿明さん、小雪さんと共に舞台挨拶に登壇されました。
謹んで哀悼の意を表しますとともに、心からお悔やみを申し上げます。
東京国際映画祭事務局