バッド・ベティカーの代表作。妻を殺された男が、粘り強く復讐を遂げる姿を描く。リー・マーヴィンが脇役ながら強い印象を残す。
妻を殺して大金を奪った7人のならず者たちを追うストライド(スコット)は、フロラ・ヴィスタの町へ荷馬車で向かう夫婦を助け、同行する。駅で旧知のマスターズ(マーヴィン)らも加わるが、嵐の晩に訣別する。夫婦が実は盗まれた大金を運んでいることを知ったストライドは、町にいるならず者たちをおびき出そうとする。
監督 | バッド・ベティカー
大学在学中に演劇と出会い、その後ニューヨーク等で舞台監督として活躍。オーソン・ウェルズと知り合い、その映画作りから多くを学ぶ。初監督の短篇ドキュメンタリー『インフレーション』(42)では資本主義批判を展開。長篇監督デビューは『紳士ジョー・パルーカ』(46)。『アンダーワールド・ストーリー』(50)や本作で頭角を現した。「赤狩り」後は英国に移住し、『ズール戦争』(64)などを撮った。 |
---|---|
スタッフ | 監督 : バッド・ベティカー 原作/脚色 : バート・ケネディ 撮影監督 : ウィリアム・H・クローシア 美術 : A・レスリー・トーマス 音楽 : ヘンリー・ヴァース プロデューサー : アンドリュー・V・マクラグラン |
キャスト | ランドルフ・スコット ゲイル・ラッセル リー・マーヴィン ウォルター・リード ドン・バリー ジョン・ラーチ |
ウェブサイト |
|