ヌーヴェル・ヴァーグの影響に満ちた若きA・ペンの実験的な作品。黒澤映画の常連俳優の藤原釜足が芸術家役でビーティと競演。
デトロイトの人気者のスタンダップ・コメディアン(ビーティ)が、ボスや観客、人々に脅威を感じて逃亡。シカゴでミッキーワンと名乗って新しい生活を始め、出会ったジェニー(ステュワルト)と恋に落ちる。再びナイトクラブで働くが、他人の目を気にするなかで、ボスのエド(ハットフィールド)と衝突し、危険な目に遭う。
監督 | アーサー・ペン
映画・TV監督、プロデューサー。TV監督を経て『左きゝの拳銃』(58)で劇場映画に進出し、2作目の『奇跡の人』(62)でアカデミー賞5部門ノミネートの評価を獲得。実験的な試みを行った本作でW・ベイテイを起用し、『俺たちに明日はない』(67)でアメリカン・ニューシネマの旗手となる。その他『アリスのレストラン』(69)『小さな巨人』(70)、TVシリーズ「ロー&オーダー」など。 |
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スタッフ | 監督/プロデューサー : アーサー・ペン 脚本 : アラン・サーガル 撮影監督 : ギスラン・クロケ 美術 : ジョージ・ジェンキンス 音楽 : エディー・ソーター |
キャスト | ウォーレン・ビーティ アレクサンドラ・スチュワート ハード・ハットフィールド 藤原釜足 フランチョット・トーン テディ・ハート ジェフ・コリー |
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